”鍋列車”よかったよ!

川根本町メッセンジャー

2010年12月18日 22:05

今日、「南アルプスアプトライン」主催の” 鍋列車 ”にスタッフとして参加しました。
少し寒かったけど、天気はとてもよく、みなさんに喜んでもらいました。




赤を基調としたディーゼルミニ列車


この列車は本来だと千頭駅が始発だけど、土砂崩れで一部不通となっていて、奥泉駅が始発駅となっている。(その間はバス代行運転)
まず最初にその奥泉駅で” 寸又鍋 ”だ出た!







この鍋は、「寸又峡美女づくりの湯事業協同組合」が担当した。


この鍋は、毎年行われる”寸又峡温泉感謝祭”にも出される「猪鍋」でした。絶品!好評だった。

猪鍋をたいらげ、列車は北上。アプトいちしろ駅で、電気機関車に連結され急こう配をのぼる。







海抜何メートルですか? 覚えておいてね! どの位登るでしょうか?




アプトラインは、今年で開業20周年




急こう配を機関車に押されて登っていく。




登りきったところが奥大井湖上駅。さー海抜は? どの位登りましたか?

なんと89メートルです。

登りきったところで機関車を切り離して、さらに北上。
接岨峡温泉駅で” 接岨鍋 ”が出た!







味噌味。蕎麦団子と、赤もろこし団子が入っていた!

昔懐かしい味だった。
この接岨鍋は、接岨峡の”天狗石茶屋”が担当した。


接岨鍋を完食し列車はさらに北上! 車内はお酒も入り賑やかになっていく。
トンネルを超えると、静岡市との境に架かる”関の沢鉄橋”に差し掛かる。




高さ、なんと71メートル!創造を絶する高さ。川底がかすかに見える。




ビクビクしながら下を見つめる乗客


鉄橋を渡りトンネルを超えると、いよいよ静岡市。折り返しとなる閑蔵駅に到着。
ここでは” 閑蔵鍋 ”が出た!







なめたけや地元の野菜が入ったきのこ汁風

この閑蔵鍋は、閑蔵の”やまじゅう商店”が担当した。



タヌキも出迎えてくれた。




この駅は海抜578メートル。

アプトいちしろ駅との標高差は”182メートル”ずいぶん登ったね!
ここでもみなさんの食欲は旺盛で完食! 列車はここで引き返す。

しばらく走ると、観光名所ともなっている”奥大井湖上駅”に列車は停車した。







この鐘を鳴らして愛を誓うと成就するといわれている。

今年10月、ここで結婚式も行われた。



鐘を鳴らして愛を誓った二人は、記念の鍵をつけるとさらに結ばれる。

その鍵は、アプトセンターで売っているよ。


列車は奥大井湖上駅を出発し、機関車で急こう配を下り、アプトいちしろ駅に到着。
ここでは、”山菜そば”が出た。不思議とおなかに入っていく。最後の締めとしてよかった。



この山菜そばは、”奥泉振興会”が担当した。


こうして、楽しい”鍋列車の旅は終わった。みなさん「来てよかった」「今度は泊まりにくるよ」・・・等々、とても喜んでいただきました。準備の苦労も忘れてしまいました。今度は、3月末に花見列車を予定しているとのこと。みなさん参加して下さい。

その他、詳細情報はこちら
川根本町商工会HPをご覧下さい。
→ http://kh-s.jp