久しぶりのブログ更新です。今日は、南アルプスアプトラインの『あったか鍋列車』のスタッフで参加しました。仕事なのか?、遊びなのか?、よくわかりませんので、こちらのブログでご紹介します。

今日はお天気も穏やかで、とてもいい日でした。
まず、千頭駅では
『きりたんぽ鍋』です。小長井地区にある「千頭温泉 旬」さんのお鍋です。

きりたんぽも珍しいですが、根っこ付きのセリが入っていました。根っこに栄養があるそうですよ。とてもいい味が出ていました。

今日は、川根おでんを普及させたいとのことで、わざわざ差し入れをして下さった方がいました。

しかも、今日「川根おでんの会」が発足したそうです。ちなみに、会員はこの方一人だそうです。上の写真の奥の方ですが、ご存知の方もいるのではないでしょうか。メンバーが増えてきたら、またご紹介いたします。

さあ、出発進行! カンパーイ!

千頭を出発して、次の鍋は「奥泉駅」です。


奥泉駅では、
『寸又鍋』(猪鍋)です。寸又峡温泉組合さんがお鍋を届けてくれました。この鍋は、毎年実施している温泉感謝祭の時にお出しする鍋で、今日は特別に提供して下さいました。


参加者の皆様も、とても幸せそうです。

お忙しい中を寸又峡から届けていただきました、お二人です。ありがとうございました。

奥泉を出発すると、次は「アプトいちしろ駅」です。いよいよ急坂を登る準備。この駅で、列車を押し上げるための機関車を連結します。

ここから、長島ダム駅まで急こう配を登っていきます。このアプト式は、日本でここしかありませんよ。

長島ダムの水平と、手前の手すりの角度を比べると、こう配がわかります。こんな坂を登るなんて考えられないそうです。(談:お隣に座ったどこかの電車の運転手さん)

長島ダム駅で機関車を切り離し、さらに北上。トンネルの中に写真を展示してあります。この写真は、コンクールで選ばれた作品です。走りながらですので、うまく撮れませんでしたが、一枚ご紹介します。

トンネルを抜けると、レインボーブリッジを渡り、湖上駅で停車。

湖上駅では、若い(?)カップルが愛の鐘を鳴らして、記念撮影をしていました。この場所で、過去2回結婚式が行われています。今日の参加者の中に、その時の旦那さんも参加していました。
次の停車駅は、「接岨峡温泉駅」です。

列車は静岡市の「閑蔵駅」まで行き、この駅に引き返してきます。時間にして、約一時間。参加者の中には、この駅で降りて、列車が戻ってくるまで、駅前の温泉に入る方も多くいました。

そうこうしている間に、列車が戻ってきました。

時間が経ったせいか、なんとなくお腹がすいてきました。
ここでは、
『接岨鍋』を食べました。

このお鍋は、駅の下にある「天狗石茶屋」さんにお願いしました。赤もろこし団子と蕎麦団子が入っていて、毎回評判がいいです。ちなみに、赤もろこしは、雑穀米だそうです。(おわんの中の丸い塊が二つ見えますかね?)

お店の人に、「何かお土産とか、お勧めのものを販売してもらえませんか?・・・」とお願いしたところ、色々軽トラックに積んできてくれました。その中で、おでんがとてもおいしかったです! 基本はしょうゆ味ですが、ゆずみそをかけるので、それがとてもいい味出してます。大豆・ゆず等の材料は、すべて地元産の物を使い作っているとのこと。美味しいはずです。これはお勧め!もちろん、お店でも食べることができますよ。一度食べてみて下さい。

天狗石茶屋のみなさんです。今日はありがとうございました。

次は、いよいよ最後。「長島ダム駅」で締めのお蕎麦です。

このお蕎麦は、「奥泉振興会」の方々です。

本当に、満腹の旅でした。
30分の停車。今度は、急こう配の下り坂を降りるため、再び機関車に連結します。上ってきた列車と入れ替え、出発進行!
16時36分、千頭駅到着。5時間の旅は終わりました。とにかく、満腹!満腹!。最初は、仕事なのか?遊びなのか?と疑問を抱いていましたが、問題解決!この満腹感は、やっぱり”遊びだ・・・”
とても長いブログになってしまいましたが、最後まで見ていただいてありがとうございました。(気がつけば、日付が変わってしまいました)今度は、夏に『吟醸列車』も予定しているようです。是非、ご参加ください。
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